おはようございます
ファンダはテクニカルに勝る
このところ過去最高金利を更新していた日本の超長期金利が、
財務省が6月20日にプライマリー・ディーラー会合を開催し、
超長期債を減額するとの観測が流れると、急激に金利低下に向かい、
ドル円は影響で143円を突破し、現状144円近辺まで
ショートカバーが進んでいます
日本30年債金利です

窓を空けての金利下落(債権価格は上昇)
超長期債の下値不安が和らいだので円売りなのか、
そのあたりの理屈はわかりませんが、そもそも発行量の少ない
超長期債をコントロールすることはそれほど難しいことではなく、
いずれはこのような報道にショートカバーで上昇することは
予想できたらしく、情報が漏れたのか外資は先回りして
安くなった超長期債を買っていたようです
超長期債が安くなりすぎて大量保有している生保など機関投資家が
財務省に泣きついたのでは?
そんなことを想定できなかったのが残念です
しかし、昨日も配信しましたが、ドル円相場は買い戻しに2円近い上昇と
なっていますが、落ち着けばそれほど大きなニュースでもないことが理解されるのでは
ドル円は戻り売りのチャンスと観ています
それでは今日の意識されるラインを探っていきましょう
本日のチャート分析
日足です

下髭を付けての強い陽線ですが日足で観るとフィボ0.382戻しです
赤のラインが意識されています
4時間足です

今は押し目の局面
赤のラインの少し上に週間ピボットのR1(144.574)があります
下のpivotライン(143.498)の近くに20MAがあります
この付近まで押すでしょうか
1時間足です

W底形成での上昇ですね
オレンジの太いラインがフィボ0.382押しのラインです
近くに週間pivotラインがあります
20MAは現在143.935
ここでの一旦反発を想定します
それではデイリーピボットを含めて具体的な数値を見て行きましょう
15分足です

Wトップ形成での下落に観えますが短期レンジになりそうです
直近短期で観た反発想定ラインが青ラインです
大きく騰がった分熱が冷めてオレンジライン143.553付近まで来るのでは
その上にデイリーピボットの143.642があります
場合によってはアノマリーで半値押しの緑ライン143.260までも想定します
上は赤いライン144.451で止まるかです
チャートの動きの勢いで判断したい局面ですね
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