トランプ大統領は日本に25%の相互関税を課す書簡を送り、
自身の所有するTruth Socialに掲載
一番最初に日本が来たというのは、日本に対する不満が強いことを示しているようです
25%関税の日本経済に及ぼす影響は甚大で、利益率の低い車などを輸出しても採算が合わないということになります
企業は現地生産すればいいですが、日本における工業生産は低下し、GDPを押し下げ賃金にも下方圧力をかけることになります
4月2日の「開放の日」の市場反応は円高でした
今回、日米株価は比較的安定していることから、
純粋に日米貿易収支の改善(米赤字の縮小)、日本から米国へ投資が進むことを反映し、教科書通り円安反応となっています
実際、日本の車メーカーはほとんど関税を価格転嫁していません
ジワリとドル円上昇圧力が続くのでしょうか
1時間足でみる本日のトレード戦略
【1】現在の相場環境(1時間足分析)
- 現在値:146.50円付近
- 直近高値:146.69(週間ピボットR2)がレジスタンス。
- GMMA:短期群・長期群とも上向きで上昇トレンド継続中。
- 20MA(1時間足):実勢レートの下でサポート役に機能中。
- 過去の値動き:145.80〜146.70のレンジ上限に接近。
📌 現在は上昇トレンドですが、短期的にはR2=146.690で一度上値を抑えられており、利確売り・イベント警戒による調整リスクが高まっています
【2】本日の戦略シナリオ(戦術)
▶ シナリオA:上抜けトレード(ブレイクアウト戦略)
- 条件:146.70をしっかりブレイク&1時間足で上ヒゲが出ないことを確認
- エントリー:146.75以上で押し目待ち or 147.00の節目試し
- 利確目標:147.50〜147.60(デイリーピボットR2付近)
- 損切り:146.45以下(押し戻されたら即撤退)
▶ シナリオB:反落狙い(ショート戦略)
- 条件:R2付近146.70が強く意識され、陰線確定+短期MA割れ
- エントリー:146.45〜146.50割れで戻り売り
- 利確目標:146.20〜146.00(20MAタッチ〜サポート)
- 損切り:146.75(上に抜けたら損切)
📌 方向感は上ですが、イベント前の利確調整や売り仕掛けの可能性もあるため、反応を見ながらの柔軟対応が必要。
【3】重要経済指標・イベント
23:00米PPI(生産者物価指数)
短期的なボラティリティ急上昇要因。サプライズに注意。
翌日3:00FOMC議事要旨公表
中長期の金利見通しに影響あり。強め発言ならドル高に。
📌 PPIが予想を上回ると、ドル買いが加速し146.70突破の可能性あり。
一方、FOMCでハト派的見解が出れば反落に注意。
【4】今日の狙い
- 基本戦略:ブレイク狙いと調整売り、どちらにも備えた両対応型
- 現状:強気だがイベント前で神経質。146.70が分水嶺では?
- 推奨アクション:
- ブレイク狙いは「抜けてから押し目」でエントリー(騙しに注意)
- 反落狙いは「下落の兆候が出てから」戻り売り戦略
- 損切ルールを明確にし、イベント前後の急変動に備えること。
【補足】
- イベントまたぎはリスク高:
23時PPI、3時FOMCと重要イベントが連続するため、ポジションの持ち越しは慎重に。 - FOMC直前はポジション調整の動きが出やすく、急な反落やスパイク(ヒゲ)に警戒。
- 短期スキャルピング戦略も有効だが、ストップ管理必須。
- 日銀関連発言にも要注意(東京時間〜午前中)
今日の意識されるライン
今日は1時間足にまとめてみました

紫ラインが4時間足・赤が1時間足・青が15分足と加えて行ったラインです
追加で15分足で今日のデイリーピボットラインも確認してみて下さい
細いオレンジラインです

R1が147.083 S1が145.936です
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