7/3ADPの弱さ+雇用統計控えのリスクオフ」で戻り売り優勢の地合い

ドル円朝会情報


昨夜発表されたADP雇用統計(6月)の結果は
結果:-3.3万人
予想:+9.5万人
前回:+3.7万人
 大幅な下振れ。雇用市場の鈍化が鮮明になっています

市場はADPをNFPの先行指標と見る傾向があるため、本日21:30発表の米雇用統計(NFP)への警戒感が高まる状況です。




本日の経済指標スケジュール(日本時間)





21:30
:米国雇用統計(非農業部門雇用者数、失業率、平均時給)
23:00:ISM非製造業景況指数(予想:52.5)
21:30〜23:00の間は乱高下のリスクが高く、慎重な対応が必須ですね
ドル円の状況は
現在:143.6円台(昨日からじり安)




テクニカル的に観て





ADP悪化+日米金利差縮小懸念=ドル売り・円買い圧力強め
直近安値:143.20円前後
サポート:143.00円、142.50円
レジスタンス:144.00円、144.40円
1時間足ベースでは
GMMAや移動平均線が下向きに収束し始めており、下落トレンドへの転換シグナル
戻り売りが基本戦略となる相場環境




エントリーポイント候補:・144.00~144.20円台まで戻したら戻り売りエントリー・損切り目安:144.50円超え・利確目安:143.00円割れ~142.50円




重要イベント時の立ち回り




  • 21:30の米雇用統計は大きな値動きが予想されるため、発表前のポジション調整を強く推奨



  • 短期スキャル戦略を採用するなら、発表後の1〜3分で出る「初動の方向」を確認してから



  • ファーストインパクトの反対方向に動く“だまし”にも注意



  • 明日は米国が休日となるため手仕舞いの動きも想定され、ISM非製造業指数も相場転換のきっかけになり得るため、23:00まではトレード継続中も油断禁物です



  • 東京時間は方向感に乏しいが、欧州時間以降にジワジワと仕掛けが入る可能性があります




  • 「ADPの弱さ+雇用統計控えのリスクオフ」で戻り売り優勢の地合い
    144円台に引きつけて売り、143円割れを狙う戦略がいいのでは?
    ただし、雇用統計発表時は「一旦様子見」も戦略の一つです



それでは今日の意識されるラインをみていきましょうドル円4時間足です




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GMMAは下落トレンド上の赤いサポレジラインが厚そうです




1時間足です




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トランプ大統領の日本関税30~35%発言もあり昨日はADPに向けて上昇しましたが弱いADPで戻しました
下の赤いラインと20MAが重なっており上げても反発しそうです
週間ピボットのS1が142.933ですのでここを目指す動きがあるかです




15分足で詳しく見て行きましょう




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143.785がデイリーピボットのpivotラインでと重ねっています
緑のラインはデイリーピボットのS1と重なっています
ボリンジャーが収束しておりどちらにトレンドが出るでしょうか?
上は144.165を下は143.233を目指すことになりますね




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