7/17ドル円センチメント転換を意識しつつ戻り売り戦略

ドル円朝会情報


昨夜の米6月PPIは対前月比が0.0%、対前年比が2.6%と、
予想0.2%、2.7%をそれぞれ下回りました
コアの数字も対前月比0.0%、対前年比2.6%と、予想0.2%、2.7%を下回りました。
この結果を受けて米金利は少し軟化




これまで、今週末の参議院選挙に向けて
円売りを仕掛けてきた茎が、イベント前のポジション調整が出やすい
タイミングでの弱いPPIがきっかけとなってドル円は急落しました
この流れは今日も続くかです




本日の戦略




現在の状況




ドル円価格:現在 147.7円付近
昨夜の材料:米国PPI(生産者物価指数)
→ 市場予想を下回り、インフレ鈍化観測 ⇒ 利下げ思惑再燃
ドル円は148.8付近から急落、約110pの下落




テクニカル分析(+意識されるライン)




●日足(中期)




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  • 大陰線出現(7/16)⇒ PPI失望で需給が一気に崩れる



  • 148.00のサポートを明確に下抜けた点が重要



  • 次の下値ターゲットは:
    • 147.20(過去の安値・ネックライン)



    • 146.70(200SMAや中期GMMAの下限ゾーン)



●4時間足




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  • 高値切り下げ+短期GMMA乖離拡大中



  • 現在も反発弱く、戻り売り優勢



  • 148.00手前では上値重くなりやすい形



  • オレンジラインは直近上昇のフィボ0.382押しライン



  • ミドルは半値押しライン



●1時間足




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  • 転換点を超えた「下降トレンド」



  • 短期GMMAが完全に下向き



  • 戻り売りが優位な時間足構成



  • 戻りは黒の20MAか週間ピボットR1付近の148.50でしょうか
    148.0ブレイクがカギですね



●15分足




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  • 短期GMMAが水平にレンジがしばらく続くでしょうか?
    147.5~148.0?



  • デイリーピボットのピボットラインが148.0付近です



本日の戦略:戻り売り中心




戻り売り戦略




売りゾーン 148.00~148.20
利確ターゲット147.20 / 147.00(下抜ければ146.70まで視野)
損切ライン148.30明確上抜け(昨日の下落全戻し想定
時間帯注目ロンドンタイム以降(米金利も連動)




短期の逆張り:買いシナリオ




  • あくまでリスク管理前提の短期反発狙い



  • 買いゾーン:146.90〜147.20
    → 直近安値圏でサポート反応確認後



  • 利確:147.70〜147.90



  • 損切:146.70明確割れ



注目材料・リスク




21:30米新規失業保険申請件数
米長期金利動向2年債・10年債利回りの下げ加速に注目
株式市場との連動性リスクオフで円高に拍車の可能性があります




戻り売り中心ですが・下値拡大を警戒します




  • 昨日の急落は単なる調整でなく、センチメント転換の兆候かもしれません



  • 148.00が重ければ大きな売り優位続く



  • 本日の戻り売りポイントを狙いつつ、ロンドン時間以降の反応を見て行きます

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