消費者物価指数(米CPI・6月)結果
CPI 前月比 結果:+0.3% 予想:+0.3%
CPI 前年比 結果:+2.7% 予想:+2.6%
コアCPI 前月比 結果:+0.2% 予想:+0.3%
コアCPI 前年比 結果:+2.9% 予想:+2.9%
ドル円はこの結果に乱高下した後、強い上昇でした
米CPIも重要ですが、連立与党敗北の可能性が高まっている参議院選挙の注目度が高まっています
連立与党が敗北し、過半数を取れなかった場合、次期政権がどのような形になるのか読めないところもあり、より財政拡張的な政策を取らざるを得なくなり、JGB下落、円売りという展開が予想されています
ただ、実際の選挙はどうなるかは、終わってみなければわからない。しかし、選挙前までは与党敗北を織り込む動きになりそうですが
金曜日はポジション調整が観られそうです
ファンダメンタルズ
■ 米CPI発表のポイント
- 6月CPI:前年比+3.0%(予想3.1%)で市場予想を下回る。
- 一方でドル円は上昇 → 通常なら「CPI鈍化=利下げ観測=ドル安」となりそうな局面ですが・・・。
結局上昇しました。
これは - 関税による将来的な物価上昇リスクが意識
→ インフレ再加速の可能性を織り込み、米長期金利(30年債)利回りが5%台に上昇 - 利下げ見通し後ずれ観測(9月見送り?)
- テクニカル的には短期勢のショートカバーも加わり、ドル円が急上昇
したようです

本日の戦略
◉方向性:買い目線継続(押し目狙い)
ただし高値掴みは禁物。上昇スピードが早いため、調整からの再上昇を狙いたい。
《押し目買いシナリオ》
- エントリーポイント候補:
・148.50~148.60ゾーン(短期サポート/5分足ベース)
・148.20前後(東京時間の下限候補) - ターゲット:
・149.20~149.50(直近高値&節目) - 損切り目安:
・148.00割れ(下落再開とみなすライン)
《高値更新シナリオ》
- CPI通過でマーケットは「インフレ継続/利下げ先送り」へバイアス移行中です
- 149円台に乗せた場合:順張りロング検討
→ 149.10抜けで買い→149.40-60をターゲット
(ただし東京時間のブレイクアウトはダマシ注意)
《注意点》
- 東京時間は仲値・輸入フローがあるため、朝9:55前後に上昇圧力が出やすい
- ただし日経や中国株のリスクオフには要注意(リスク回避で円買い圧力に)
今日の意識されるライン
ドル円1時間足

1時間足にまとめてみました
オレンジラインは短期フィボ0.382押し目ラインです
近くに週間ピボットR1(148.556)があります
緑はラインは半値押しラインです
デイリーピボットを見て行きましょう
15分足です

R1(149.397)
pivot(148.474)
S1(147.927)となっています
148.50付近の壁が厚そうです

東京仲値戦略
【狙い】
- 仲値(9:55)に向けての上昇フローに乗る戦略
- 米CPI後のドル買いトレンド+東京時間の輸入実需を活用したい
【時間別アクションプラン】
8:00〜8:30 前日の高値・安値確認/アジア株先物/米金利動向チェック8:30〜9:00 仲値前の初動を探る。上昇基調ならロングの準備開始
9:00〜9:20 一時的な押し(利益確定・輸出売り)を待って押し目買い狙い9:20〜9:50 上昇の勢いが出れば成行 or ブレイク買いでエントリー
9:55 仲値通過 上昇ピークで利確 or 半利食い+伸ばす
10:00以降 トレンドが継続するなら、押し目追撃 又は戻り売り戦略
【エントリー戦術】
- エントリー①:148.50〜148.60の押し目でロング(仲値に向けた買い)
- エントリー②:149.00超えブレイクで飛び乗り(勢いが強ければ)
- 損切り:エントリーから15pips前後 or 148.00割れで撤退
資金に合わせてロットを調整してください
⚠️【注意点】
- CPIの影響が継続しているため、仲値の値動きが想定以上に上下に振れる可能性もあります
- 株安には「円買い反応」に注意
- 9:30前後に急落がある場合は「仲値までに戻すリバ取り戦略」も有効です
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