カナダへの35%課税報道でカナダ売り(ドル買い)となりましたが
それ以上にドル円が買われました
参議院選挙において連立与党敗北が濃厚になっており、立憲以外は
拡張的財政支出を主張する野党が乱立しており、長期的な日本の
ファンダメンタルズへの疑念が円売りとなっている模様です
25%関税が賦課されると、米経済への依存度が大きな日本の輸出セクターは
大きな影響を受け、GDP1%程度の下押し要因となり、潜在成長率が0%台前半であるので、恒常的にマイナス成長となるリスクが出てきました
成長低下、財政支出拡大がこの先あるとすれば、累積債務がGDP200%を
超える日本の債務負担能力に疑念が生じ始めてい模様です
経済学の教科書的な動きとしても、関税が課されると通貨は弱くなることに
なり、ドル円上昇リスクが高まっています
ドル円 週間トレード戦略(2025年7月14日~18日)
📍現在レート:147.40円基準
今週の重要イベント(経済指標カレンダー)
7月15日(火)21:30米国CPI(6月)インフレ動向・ドルの方向性に直結
7月16日(水)21:30米国PPI(6月)先行インフレ指標。CPIと合わせて要確認7月17日(木)21:30米国小売売上高(6月)実体経済・消費動向の確認
7月18日(金)08:30日本・全国CPI(6月)日銀金融政策への影響あり
7月18日(金)23:00米国ミシガン大 消費者信頼感指数(速報)
インフレ期待 が注目される
戦略の全体構成
前半戦7/15まで CPI控えで様子見・レンジになりやすい小幅な
押し目買 い、無理なエントリーは避ける
中盤戦7/15〜7/17 CPI/PPI/小売でドル主導の急変動が起こる可能性
CPI結果でトレンド発生なら順張り徹底
後半戦7/18日本CPI発表 → 円買い警戒+NYの指標もポジション整理と
リスクオフ警戒
テクニカル環境(7/11終値時点)
● 日足チャート環境(GMMAベース)

- 中期上昇トレンド継続中(GMMAが右上向き)
- サポートゾーン:146.50円〜147.00円
- レジスタンスゾーン:148.00円〜148.50円
- ローソク足:15分足で「下ヒゲ」反発が連続、下値硬い
シナリオ別トレード戦略
メイン戦略:CPI/PPI/小売売上高の結果次第でトレンド順張り!
【シナリオA】インフレ鈍化 → ドル売り → ドル円下落
- CPI・PPI・小売が弱ければ146円割れへ
- 147.00円を割ったら戻り売り、ターゲット:145.50円
- 日本CPIが強ければ円買いが加速し、さらに下押し警戒
【シナリオB】インフレ粘着 → ドル買い → ドル円上昇
- CPIが強ければ一気に148.50円トライながらトランプ大統領の円安けん制 に警戒
【シナリオC】ミックス結果(方向感なし) - CPI強い/小売弱い等の場合はレンジ継続
- この場合、146.80円〜148.00円の逆張り戦略が有効
時間別戦術(スキャル/短期組)
東京時間(8:30~仲値) 仲値買い優勢も、指標控えて限定的
金曜は日本CPIで円高警戒
欧州時間(16:00〜) レンジブレイクへの仕掛けあり
指標待ちで方向感は薄い
NY時間(21:30以降) 各種米指標の反応で急変動
CPI後の順張りチャンス大
今週の戦略方針まとめ
🌈メイン方針 CPIの結果で順張りトレンドに乗る
⬆上昇期待148.50円突破なら149円台も視野
⬇ 下落リスクCPI・小売・日本CPI弱含みなら146円割れ
❎注意点 7/15~7/18は連日重要指標!スイングはロット調整で対応
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