今週、加藤財務相・ベッセント米財務長官による日米財務相会合が行われる可能性があります。その場合、何らかの為替に関する協議があるのでは?
もし、為替に関する協議があれば、円高への動き(ドル円下落)が加速する可能性があるのでドル円のロングポジションは長く持ち難い状況です。
しかし、先週発表された日本のGDP結果に示されているように、内需は極めて弱い状況。これは円安要因です
円高圧力は米国から、円安圧力は国内からという構図になっています。
短期的には円高圧力も強いのでは。
しかし、米国の政治状況が一変すると、円安圧力が待っている可能性もあり
ファンダに大きく左右される局面です
それではテクニカル面から想定していきましょう
本日のチャート分析
週初めなのでドル円週足から見て行きましょう
週足です

上髭ピンバーで終わっていますね
下への圧力が強く感じます
大口の狙いとしては144.80付近からの下落でショートを狙う局面かもしれません
しかし、すぐ下に日足で観た直近上昇の半値ライン(緑のライン)もあり
その下に年間ピボットS1の143.871があります
ロウソクの上値の少し上を損切りラインとするとスイングで狙うには
リスクリワードが悪いです
日足です

フィボ0.382のオレンジラインがサポレジラインにもなっています
短期GMMAが上向き黒の20MAも上に向き始めています
底値、上値を切り上げて上昇で下髭陰線で終わっています
ここでエリオット4波終了で上昇することも想定できます
ドル円4時間足です

直近下落のフィボ0.382戻しが146.318です
垂れボリバンと重なることもあり、上昇してもこの付近で
エリオット5波終了で一旦反発下落に向かうことも想定します
1時間足です

W底形成での上昇トレンドです
大きな陰線で終わっていますがトレンド継続になるか
短期GMMAが長期GMMAに深くタッチしての下落に戻るかです
それではもう少し詳しくラインと想定をしていきましょう
15分足です

朝方、窓を空けての下落。安値の切り上がりが否定された形です
すぐ上のサポレジオレンジライン145.554はデイリーピボットのピボットラインにもなっています
窓埋めの上昇があっても三尊形成での下落になるのでは?
更に上昇しすると短期で止まっている紫のゾーンが壁となりますがこの壁を突破してもすぐ上にデイリーピボットR1の146.188がありますその上には146.318のオレンジラインもあり頭が重くなりそうです
日米貿易交渉関連での情報次第で上下に大きく動くことも想定されるので
短期でGMMAとRCIと相談しながらプライスアクションを待ってショート狙ってみたいと思います
朝方から窓開け急落、デイリーピボットS1は145.006
週間ピボットS1は144.155です
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