同じ相場”で勝てる人・負ける人:違いはコレだった!(FX事例解説付き)

トレード手法


はじめに




FXトレードの世界では、誰もが「勝ちたい」と思ってチャートに向かいます。




ところが実際には、思い通りにいかない場面の方が多い。




なぜか?




「自分だけいつも負けてしまう…」
「あの時、なぜあの判断をしたんだろう?」




FX初心者にとって、トレードの勝ち負けはまるで運任せに感じることもあるかもしれません。
でも実は、同じチャートを見ていても、勝つ人と負ける人には“明確な違い”があります。




 




それは、「勝ちの型」と「負けの型」を理解しないまま、感覚だけでトレードしているからです。




 




本記事では、リアルな勝ちパターンと負けパターンの実例をストーリー形式で紹介し、トレード前の判断、エントリー、決済、そしてその後の反省までを追体験してもらいます。




その中で、「勝てる型」を見つけ、自分自身のトレードルールを固めていく手助けとなることを目指します。




 




■ 第1章:トレードで勝つ人と負ける人の決定的な違い




FXで勝てるようになるために必要なのは、「才能」や「特殊な情報」ではありません。
勝ち組と負け組を分ける決定的な違いは、次の5つの力に集約されます。




 【1】感情の制御力




勝つ人は、負けた後でも冷静に次のトレードへ進みます。
負ける人は、怒り・焦り・後悔で自滅する行動をとります(無謀なナンピン・連打エントリーなど)。




✅自己診断ワーク




  • 負けた直後にトレードをしていないか?



  • トレード中に「取り返したい」という気持ちで判断していないか?



  • 日々の感情の浮き沈みを記録しているか?



あなたは感情に支配されていますか? それとも、感情を受け止めてコントロールできていますか? 




【2】環境認識力




勝つ人は、相場がトレンド中かレンジ中かを判断し、それに応じた戦術をとります。
負ける人は、どんな相場でも同じやり方でトレードし、損失を重ねます。




✅自己診断ワーク




  • トレード前に「今はどんな相場か?」と毎回確認しているか?



  • トレンドの初動や転換点の兆候をどれだけ見抜けているか?



  • 「攻める時」と「待つ時」を自分の中で明確に区別しているか?



あなたは“今の相場”を理解して動いていますか? それとも、毎回同じ思考で動いていませんか? 




【3】シナリオ構築力




勝つ人は、「こうなったら買う/売る」「このラインを割ったら損切り」といった事前の計画が明確です。
負ける人は、動いた方向に反応して入ってしまう後追い型です。




✅自己診断ワーク




  • エントリー前に“複数のシナリオ”を描いているか?



  • シナリオ外の動きが出たら、トレードを見送る覚悟があるか?



  • エントリーと同時に損切り・利確のラインも決めているか?



あなたは“準備された勝負”をしていますか? それとも“出たとこ勝負”ですか? 




【4】エントリー根拠の明確さ




勝つ人は、チャート上の明確なサイン(水平線・ローソク足の形状・インジケーターの一致など)に基づいてエントリーします。
負ける人は、「なんとなく上がりそう」「雰囲気的にチャンス」など、根拠があいまいです。




✅自己診断ワーク




  • 自分のエントリーには“共通パターン”があるか?



  • チャートのどのポイントがエントリーの根拠になっているか、説明できるか?



  • 過去に似たパターンでうまくいった事例を複数挙げられるか?



あなたのエントリーは“説明可能”ですか? それとも“感覚任せ”ですか?




【5】検証と記録




勝つ人は、トレード後に「なぜ勝てたか?」「なぜ負けたか?」を必ず振り返ります。
負ける人は、結果を忘れて次のトレードへ移ってしまいます。




✅自己診断ワーク




  • トレードごとに記録(日時・通貨ペア・根拠・感情・結果)を残しているか?



  • 勝ちトレード・負けトレードを分析し、共通点を見つけようとしているか?



  • 過去の検証をもとに「勝てる型」を作ろうとしているか?



あなたは“振り返る習慣”がありますか? それとも“やりっぱなし”ですか?




【まとめ】あなたはどの段階にいる?




以下にチェックを入れて、自分の状態を明確にしましょう。




画像




あなたの現状に合わせた次の一歩を考えよう




  • チェックが3つ未満 → 基礎力の構築が急務。まずは「検証」と「感情の記録」から始めよう



  • チェックが3〜4つ → 実力はあるが、勝ち続けるには“型”を磨くステージ



  • 全部チェック → 安定トレーダー予備軍!継続と改善で収益力をさらに伸ばせる段階



 




■ 第2章:勝ちパターン実録(ストーリー形式) 




● ケース1:サポート反発ロング




【状況】ドル円は日足サポートで3度目の反発。過去にも買い圧力が強く、今回も注目。




【シナリオ】サポート付近まで引きつけ、ローソク足が下ヒゲで反発したらロング。




【実行】1時間足で下ヒゲピンバー出現、押し目を待ってエントリー。




【結果】100pipsの上昇で利確成功。




【教訓】「根拠+タイミング=勝ち」だと再確認。 




● ケース2:ダブルボトムからの上昇




【状況】ユーロドルが4時間足でWボトムを形成。




【シナリオ】ネックラインを超えたらロング、押しを待って乗る。




【実行】ネックラインブレイク後の戻りでエントリー。




【結果】トレンド転換で200pipsゲット。




【教訓】大きな時間軸のパターンは信頼性が高い。 




● ケース3:高値圏のヒゲ連発ショート




【状況】ポンド円が高値圏で3本連続上ヒゲを出した場面。




【シナリオ】売り圧力が強まっていると見て、直近安値割れでエントリー。




【実行】損切りを上ヒゲ高値に設定してショート。




【結果】下降トレンドへ移行し、150pipsの利確。




【教訓】反転の兆しは「形」と「反応」で確認する。 




■ 第3章:負けパターン実録(ストーリー形式)




● ケース1:根拠のない押し目買い




【状況】トレンドが出ていると思い込み、チャートをろくに見ずに買い。




【失敗】サポートラインの確認なし。結局、下落中にエントリーして損切り。




【感情】「今入らなきゃ逃す!」という焦り。




【教訓】焦ったトレードは高確率で負ける。 




● ケース2:逆張りショートの連続損切り




【状況】強い上昇トレンドに逆らい、何度もショートを試みる。




【失敗】高値更新のたびに損切り。




【感情】「もう上がらないはずだ」という思い込み。




【教訓】トレンドには逆らうな。 




● ケース3:ブレイク誤認で早すぎた買い




【状況】レンジを上に抜けたと見て飛び乗り買い。




【失敗】実はダマシ。すぐに戻って損切り。




【感情】「ブレイクだ!」という期待感。




【教訓】ブレイクは確認後に入るべし。 




■ 第4章:勝てるトレードを再現する5ステップ




1.環境認識で“戦う場所”を見極める




上位足(日足・4時間足)でトレンドと重要ゾーン(水平線、トレンドライン)を確認。




相場がトレンド中かレンジ中かを見分ける。




2.水平線・ラインで“待ち構える”




根拠のあるサポート・レジスタンスを引く。




安易に飛び乗らず、「ここで反応が出たら」という視点で待つ。




3.ローソク足で“反応を確認”




実体がラインで止まった、ヒゲで弾かれた、ピンバーや包み足などで確認。




インジケーターに頼らず、価格の反応を見る。




4.シナリオを明文化する




「こう動いたらこうする」




「損切りはどこ、利確はどこ、なぜそこにするのか」を紙に書く




5.ノートに記録。




リスクリワードで“実行と記録”




1回のトレードで資金の2%以内のリスクに収める。




終わったら「なぜ勝ったか・負けたか」を記録する。




この5ステップを繰り返すことで、勝ちトレードの再現性が高まり、感情に流されない「型」が身につきます。




手法を知っても「自分に合った使い方」がわからない…。
実は、それがFXで負け続ける一番の原因です。
私自身も、誰にも相談できずに何度も同じミスを繰り返していました。




だからこそ今、一人ひとりに合わせたコーチングを行っています。




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